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営業マンが中小企業診断士資格を取得すべき9つの理由

長年営業マンやってきたけど、なんだか成長した気がしないなあ。資格でも取って営業マンとして頭ひとつ抜き出したいなあ。

こんにちは、管理人のおおたです。

当記事ではそのようなお悩みを抱えているあなたに、営業マンが中小企業診断士を取得するメリットを8つの理由から解説します。

日経キャリアマガジンでビジネスマンが取得したい資格で1位

日経XTECH営業職に取らせたい資格でIT系資格についで4位

と中小企業診断士の資格の知名度がにわかに高まりつつある中、資格の名前自体は聞いたことある方もいるのではないでしょうか?もし少しでも気になっている方は当記事を参考にしてみてください。

僕自身、法人向けの営業マンでしたが中小企業診断士試験の学習開始以降、知識・スキル・マインド面で良い変化がありました。仕事の取り組み方やお客さんへの営業手法も変わり、大型受注も増え、役に立つことが多い資格だよな~。と実感しています。

ということで以下より現役営業マン視点で解説していきます。

営業マンが中小企業診断士を取得すべき9つの理由

まず9つの理由です。

9つの理由

  1. 営業に役立つ知識、スキルが得られる
  2. ”偉い人”とスムーズに会話できる
  3. 収入源が増える
  4. 自信がつく
  5. 勉強することが習慣になる
  6. 社内でキャリアアップした際に役立つ
  7. 転職に有利に働く
  8. 独立に役立つ
  9. 営業マンは学習に向いている【スキマ時間多し!】

それではひとつずつ見ていきましょう。

1.営業に役立つ知識、スキルが得られる

現代の営業マンに求められる知識はとにかく多いですよね。

最近はコミュニケーション力等の営業力だけでなく、営業力×マーケティング力、営業力×法律知識、営業力×コンサル力、営業力×会計知識、営業力×ITなど社内外ともに専門性が求められています。

経済、会計、IT、法律、経営・マーケティング理論etc・・・

あれもこれも勉強するの大変だわ。。と絶望しているあなた。

実はこれらは試験の科目になっており中小企業診断士試験の勉強をすることで網羅的に知識を習得することが可能です。

さらに今後の営業マンに必須のスキルと言われている顧客の課題発見力、それに対する論理的な提案力。

これらは事例企業のペーパー上で実際にコンサルティングする中小企業診断士の2次試験の勉強で鍛えることができます。

ただ「ものを売る営業」から「課題を発見し、ソリューションを提供する力」が身につくというわけです。

中小企業診断士はコンサルティングファームや金融機関、企業の経営企画が受けるイメージが多いですが、上記のように営業職にとって役立つ知識・スキルを身につけることが可能です。

2.”偉い人”とスムーズに会話できる

重要な会議やプレゼン、接待で度々登場してくるいわゆる“偉い人”。

営業マンのあなたは嫌でも会話をしなければならない場合があるのではないでしょうか。

しかも偉い人は経営者やマネジメント層なので経営レベルで物事を考えています。

中小企業診断士試験を通し、企業経営における一通りの基本理論を身につけたあなたはストレスなくスムーズに会話をすることができます。

決裁権を持つ偉い人に刺さることができれば、商品の受注確度はグンとあがります。

さらにあなたが、主に中小零細企業を担当しているということであれば破壊力バツグンです。

3.収入源が増える

今や空前なる副業ブーム。でも自分って営業マンだしITエンジニアのプログラミングみたいに副業に生かせるスキルないし・・・

中小企業診断士に合格すると副業のチャンスは確実に増えます。

専門家派遣等で実際にコンサルティングを行ってもいいですし、先輩中小企業診断士の補助、記事の執筆やココナラ等で資格試験勉強のノウハウを売りに出している人もいます。

また、もし副業が難しくても会社から資格手当や合格祝い金がもらえる場合があります。ぜひ自身の会社の人事制度を一度チェックしてみてください。

僕もまだ月数千円ですが、資格手当をゲットしています。

4.自信がつく

営業マンに大切な要素として「自信を持っていること」が挙げられます。

自信がないオドオドした営業マンからは誰も買いたくないですよね。

中小企業診断士試験の難易度は高く、取得まで多くの人が苦労します。

それゆえに、取得できた際は大いに自信になります。

また、もし合格までに時間がかかっても勉強をするだけでも自信がつきます。

あなたの周りに継続的に勉強をしている人ってどれほどいるでしょうか?

あんまりいないですよね?

社会人の平均勉強時間は6分と言われています。

コツコツ勉強を続けるだけで周りと差別化でき、それがあなたの自信になります。

5.勉強することが習慣になる

今後の営業マンは常に勉強していく必要があります。

あなたのお客さんもどんどん進化・成長していく中、

「勉強するのが嫌いだし自分だけそのままでいいや~」 

とはいかないですよね。

ニュース等で知っている人も多いですが、すでに大企業でも役に立たない人材が切り捨てられる時代がきています。企業に言われないと勉強しない。自主的に成長する意欲のない人間は淘汰されていきます。何か勉強しないとマズイぞ。と感じている方もいるのではないでしょうか。

中小企業診断士試験を目指すと合格までコツコツ勉強を続けることになります。

すると勉強が習慣化されます。自主的に勉強してくれる社員は企業にとってもありがたい存在です。教育コストがかからないので。

僕も勉強が大好き!とまでは言いませんが、ずっと勉強していたせいか、中小企業診断士試験が終わっても、勉強しないとなんだか体がムズムズするようになりました。

6.社内でキャリアアップした際に役立つ

社内でのキャリアアップを目指したい人にもおすすめです。

中小企業診断士試験では「組織・人事論」を学習します。

キャリアアップしたら必ず必要になってくる組織のマネジメントスキル。

試験勉強で学んだ組織のライフサイクル理論やモチベーション理論等を通じて

「なぜ自分の部署は成果がでないのか?」

「なぜ自分の部署はモチベーションが低いのか?」

といった問題をロジカルに分析できるようになります。

中小企業診断士の学習分野とマネジメントスキルの親和性が高いため、中小企業診断士の受験生は企業の管理職層もかなり多いです。

将来社内で出世していきたい人は今のうちに取得しておいて損はないですよね。

7.転職に有利に働く

中小企業診断士の資格が転職で評価されるかどうかはよく議論になります。

目指したい分野によると思いますが、中小企業診断士資格を必須で求めている求人は見かけたことがないです。

当然「無いよりはあった方がよい」というレベルだと思います。


ただ、それよりも中小企業診断士になると社外に人脈・ネットワークが広がります。その人脈を活用してコンサルやIT系の会社へ転職する人が一定層います。


いずれにしても転職にマイナスになることはなく、有利に働くことは間違いないでしょう。

8.独立に役立つ

「営業、極めたり!」そんなあなたが営業に関するコンサルティングで独立を考える際にも中小企業診断士の資格は役に立ちます。

日本の99.7%は中小企業。

独立後のターゲット顧客も中小企業になると思います。

”ビジネスは肩書ではない”のは当然ですが、駆け出しの単なるよくわからないコンサルタントよりも国家資格である中小企業診断士を取得している方が相手の信頼を得やすくなります。

9.営業マンは学習に向いている【スキマ時間多し!】

営業マンって意外にスキマ時間が多いんですよね。

電車、車、出張の新幹線・飛行機等移動時間や、アポとアポの間などなど。

営業マンは日中のその少しのスキマ時間を学習にあてることが可能です。ちりも積もれば山となるように、中小企業診断士試験の勉強はスキマ時間学習の積み重ねが重要です。

その点、スキマ時間がある営業マンは学習に向いていると言えます。

僕も今まではスキマ時間はTwitterをみたり、マンガアプリを見たり、割と無駄に過ごしていましたが、スキマ時間を使ってスマホで受けられる通信講座でコツコツ学習を進めて合格できました。

スキマ時間、なんだか無駄にすごしているなあ。と感じているようであれば中小企業診断士を目指すのもアリです。

以上が9つの理由です。

ここまで見ていただいて、

「中小企業診断士がオススメなのはわかったけど、難関資格だし無理だわ。」

と思ったあなた。

確かに難関資格ですが、きちんと勉強を継続すれば合格できない試験ではないです。

僕は社会人になって10年間まるで勉強していませんでしたし、経済学部卒なのに中小企業診断士の経済学の過去問は最初1問も解けませんでした。それでも2年で合格はできました。

もし、自分自身このままではヤバい。現状を変えたい。と感じているようでしたら中小企業診断士試験にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

今回は以上です!

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